甲状腺の再手術決定

とっても、いやなニュース。甲状腺の再手術が決定してしまった。私は2004年に甲状腺の手術をしている。甲状腺内に腫瘍が出来、それを取ったのだ。残った甲状腺の中にも腫瘍があったが、これは良性と言われていたので、残してもらったのだった。そしてその腫瘍のチェックを3ヶ月に一度、甲状腺専門医のところで見てもらっていた。
去年ぐらいから、この先生がそろそろ再手術を考えた方がいいと、しきりにいうようになった。残った腫瘍が大きくなってきたのだ。5、6cmぐらいはあるらしい。見たところ良性だけど、様子を見て切った方がいいよとほとんど毎回のように言われるので、もう一つの甲状腺専門病院にセカンドオピニオンを聞きに行った。これが9月。超音波の検査をしてここでも同じように、「見たところ良性だから、大丈夫です。見た目とかの問題で手術をするという選択もありますが、取らなかったからといって特に問題があるわけではありません。心配なら、細胞診をしてそれで良性なら安心でしょう。」というので、細胞診をすることにした。細胞診は予約が1ヶ月先になり細胞診をしたのが10月。1週間後の結果として、「良性です」というので、じゃあもう手術はしないぞと心に決め、元の病院の定期検診の時に「手術はしません」と言っておいた。これが同じく10月。そしてそのいつもの病院での1月の定期検診のとき、前回「手術はしない」って言ったのにもかかわらず、またしても「良性ぽいけど、そろそろ考えた方がいいよ」と繰り返す先生。
いつもより、念入りに超音波をしていて、「んん?」と言い出す。「もしかして、これってリンパがはれているんじゃないの?」と。いつも見ている甲状腺の残っている部分とその中の腺腫(これもいくつか腺腫が連続してある)の下、首の付け根というか、鎖骨の下辺りを超音波で見ていて言い出した。「これは、リンパが腫れているっぽいから、細胞診をしよう。」と看護師さんに細胞診のセットを持ってこさせて、その場で細胞を吸い取る。「結果は一週間後」ということで2月の頭になるが、息子の中学受験、仕事先の試験などで時間が取れず今日になった。
そして今日、「ダメだよ、悪性だよ。手術ね」という事になってしまった。10月に上の方の腺腫の細胞診は大丈夫だったのに、その下にあるリンパが悪性とは。リンパに来ていると言うことは全身に転移している可能性も否定は出来ないって事?!!!