プレゼンを教えるって難しそう。

4月から、教えている学校の授業で、プレゼンを取り入れることになった。今までも自分の授業でプレゼンさせたことはあったが、今までのは教科書の内容を要約し、新たな情報を付け加え、友達に分かりやすく「日本語で」プレゼンさせるという内容。今度のは英語の教科書の内容に従い、メモを見ながら(つまり全文を書いてきてはダメと言うこと)英語でプレゼンをするというもの。全然違うのだ。教科書は確かに親切な構成で、その通りにやらせていけば、一定レベルの子にはプレゼンさせることが出来る作りになっている。基本、シャイな子が多い日本のクラスでしかも30名ぐらいいるところで、ちゃんと授業として成り立つのか、きわめて心配。なにしろ英語の発音が出来ていない子が多い。受験英語で発音などは一切切り捨ててきた子も多いだろう。今年度はこの学校の子の学科(英文科ではない)の一番上のクラスを担当したが、その子達の中にさえ発音、イントネーションはものすごい日本語発音の子がいた。今度は中級の担当になるらしいので、メモだけで果たして話せるのか、もじもじしてちっとも発話できずに授業が終わってしまうのでは無いかと心配になる。