再びAudibleのこと


しばらくAudibleを使ってみて、始めて気が付いたんだけど、Audibleの保存形式って特殊なプロテクトがかかっているらしく、Audible の形式以外には変更できない。それだけならまだいいんだけど、Audibleのページには「CDに焼けますよ」、となっているので、圧縮された形式のま まCDに焼けるのかと思っていたら、どうも違うらしい。

先日二月目の更新になって、とりあえず、もう一月Audibleの会員でいようと思っていたので、更新し、早速オーディオブックを一つダウンロードし た。今(というか、かなり前から)評判のDaVinci Codeだ。
The Da Vinci Code
これがとても長い朗読で前半で8時間半ぐらい、後半で7時間半ぐらいある。
まだ、聞き始めてはいないけど、ちょっと友達に聞かせようと思て、CDに焼いてみることにした。そうしたら、前半も後半もiTuneで見るとファイル 容量は114MBと105MB、一枚のCDに十分はいると思っていたら、「なんと一枚でははいりません」、とiTuneが言ってくる。

心配になって、AudibleのページのQ&Aコーナーを見に行くと、なんと、いくらファイルが小さかろうが、大きかろうが、再生時間の分CDの枚数が いるというのだ。つまり前半8時間とすると、訳77分入るCD(つまり800MBのCD)が6−7枚必要となってくるということになる。

Audibleからダウンロードしてくる時は、タイプが1,2,3,4とか分かれていて、1が電話レベル、2がラジオレベルの音質とか書いてある。4と かがMP3レベル、と書いてある。
それで好きな物をダウンロードしてくるのだが、このどのタイプでダウンロードしてきても、CDに焼く時には同じ事になる。つまり8時間再生時間があるな ら、いくら基のファイルが小さかろうが、6−7枚CDが必要問うことになる。しかももし、ファイルが小さい(音質の良くない)物をダウンロードしてあっ たとして、それをCDに焼いたら、とても音質が悪いCDになってしまう、ということだ。

私は結局、めんどくさくなってCDに焼くことをやめてしまった。
やっぱり、あくまでハードディスクタイプかフラッシュメモリタイプかは別にして、この手のデジタルオーディオプレーヤーか、コンピューターで聞くことだ けを主体にした形式なんだと、痛感しました。
まあ、簡単に他の人に渡されちゃ商売にならないからでしょうが、、

やっぱり、普通の洋書を扱う本屋(Amazon とかB&Nなど)でCDタイプのオーディオブックを買った方が汎用性はあるかな。
でも、これからはますます全部コンピューターのハードディスクに入れておいてサーバー立てて無線でとばして、音楽を聴くって言う時代になっている気がす るし、やっぱり、不便なんだか便利なんだか悩んでしまう、今日この頃。

しかし、私は英語の教材として教室で使ったりもしたいので、そのためには普通のCDの方が、(といってもまだまだカセットしか使えない教室がいっぱいあ るんですけどね、学校には)まだ便利かなと思ってます。