電子辞書(つづき)

電子辞書は最近急激に市民権を得たようですね。もちろん以前から使っている人はいたでしょうが、ここ2,3年で急激に需要を伸ばしたような気がします。

一昨日大学生協に行ってみると、新年度用に出してきた電子辞書のパンフレットを発見。
私の持っている生協バージョンの新型が発表されていました。

セイコーSL9200

採用辞書は私の持っているSL9000と変わりないのですが、TOEICの学習機能に発音がプラスされたこと、とカード式を採用したことが大きな変更点。カードにはフランス語、中国語ドイツ語、スペイン語、イタリア語、韓国語カードがあり、そのカードをいれて辞書を増やすことが出来るというパターン。

この方式はカシオが先行していたが、セイコーもこのパターンにしたらしい。

これで29800円は安い。外国語カードと本体セット価格で34800円。

辞書のラインナップ自体は英語系で「英和活用大辞典」「リーダース」「リーダースプラス」「ジーニアス大英和」「ジーニアス和英」,OALD, COD, Oxford Collocation, Oxford Thesaurus と私のと変わらず。
ただ、例文検索機能が充実し、複数辞書一括検索が出来るようになり、英和系辞書の訳語検索が出来るようになったらしい。これらは常々欲しいと思っていた機能だ。

いままでの例文検索だと語順指定が出来なかったので、of course という組み合わせで例文献策するとcourse とofという順序でたまたま入っている例文まで表示されてしまい、不便だった。語順指定が出来るだけでもだいぶ違うだろう。

また複数辞書一括検索もうれしい。今までも検索画面で決定を押さずに他の辞書の名前を押すことによって複数の訳を見比べることが出来たが、一気に検索できる方がより便利だろう。

かといって、私がこれを買うかとなると、買わない。

しかし、シャープもカシオもほとんど同じ辞書の組み合わせの商品を並べて打っている。
英英がセイコーCODに対し、シャープがOxford Dictionary of Englishで、カシオがlongman Advanced American Dictionaryを採用しているのが違うくらい。