ロンドンはテロにぴりぴりしてました

テロが起きたばかりなので、ロンドンに英国のお巡りさんの半分が集まっているのではないかっていうぐらい、警官だらけでした。英国滞在13日中、田舎にいたのが前半6日間で、後半がロンドン滞在でした。

ロンドンでは大英図書館大英博物館、ヴィクトリア&アルバート美術館、ナショナルギャラリー、ナショナルポートレートギャラリー巡りをしました。本当はギルドホールとか、科学博物館、テートブリテンも行くつもりでしたが、時間が足りませんでした。大英図書館大英図書館分館(新聞図書館)でまる2日使ったら、あと二日しかなく、たまたま美術館の延長開館日にもあたらず、あまり効率よく回れませんでした。
(ロイヤルアルバートホール)

前半最寄り駅の地下鉄がテロのあったピカデリー線ということで、しまっており、使えなかったため、タクシー、バスなどを使っていたため、さらに効率が悪くなった気もします。バスは使い慣れれば、最強ですが、道が混んでいるし、バス停が頻繁にあり、地下鉄で10分の所が40分ぐらいかかったりします。

最後にはピカデリー線も開通したので、こわごわ乗りましたが、各駅入り口にはお巡りさんがいて、怪しそうな荷物を抱えてる人はチェックされていました。

タクシーは快適ですが、何しろ高いので庶民にはなかなか手が出ません。今回それでも何回も使いましたが、一回15ポンドから20ポンドぐらい飛んでいくので、1ポンド210円ぐらいの今、だんだん貧乏になり、最後には地下鉄を使っていました。

一度、大英図書館の読書室にいる時に、でっかい非常ベルが鳴り、中にいる人は全員外に出されてしまいました。外に出ると、消防車が待機しています。荷物はロッカーに入れたままです。貴重品はもともとロッカーには入れないので、お財布とコンピューターは持っているのですが、それをビニール袋に入れ、上着もなく追い出されてしまったんです。


夏でもイギリスは寒い。
今回は特に寒く、上着が欠かせません。私は寒さのあまり、道を挟んだ向かいにあるスタバに行ったのですが、考えることは皆同じ。すでにいっぱいで座れません。はす向かいのノボテルというホテルのロビーで過ごしました。3,40分ぐらいたった時、ようやく中に戻ることが出来ました。

きっと何か通報があったんでしょう。夜見たニュースでは特にやってなかったので、詳細は不明。

パトカーも頻繁にサイレンを鳴らしてものすごい勢いで走っていきます。町全体、ぴりぴりしているのを感じました。おかげでいつもなら楽しめるロンドン町散歩があまり楽しめませんでした。

こんな事なら、田舎滞在をもっと増やしておけば良かった。
(しかし、そうするとお買い物が。。。。というジレンマ)