飛行機内で見た映画

日本から英国へは約12時間。
当然暇なので映画を見た。

行きが「ブリジット・ジョーンズの日記2 切れそうな私の12ヶ月」ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
と「ネバーランドネバーランド


帰りが「オーシャンズ12」オーシャンズ 12

「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション

そして、さらに時間があったので、「ブリジット・ジョーンズの日記2」を見直す。

ブリジット・ジョーンズの日記2」はちょっとレネちゃんが太りすぎ!と思ったし、ドタバタ度がさらにアップして前作のように「好き」と言い切れない作品になってしまっていた。

前作より、クラスの差を明確に打ち出している様な気がした。上層中流階級であるお金持ちで弁護士のダーシー氏に対して、下層中流階級であるブリジットは、「いわゆる」教養が無く、スキーもやったことが無い、という訳だ。

7月9日のブログで紹介した「不機嫌なメアリーポピンズ」で前作について「英国ではこのブリジットの下層中流階級的様子が果たして外国で理解できるかというような、映画評が載っていた」(正確な引用ではありません)と書いていて、彼女の言葉のはしはしや道具立てでその階級が分かると言うことが書いてあったが、今回の作品ではブリジット自体のセリフとして「上層中流階級の趣味にはついていけない」といったような言葉を言わせており、クラスの差というのがより明確になっていた。

ネバーランド」はいいです。
好きです。

当時の上流階級の様子や、劇場のしくみもよく分かるし、子役もいい。よくあんなに見るからにナイーブな子供を見つけてきたなという感じ。コメディではないから泣けちゃうので、繰り返してみる英語の勉強には不向きかもしれないけど、映画としては非常にいいです。見るまではあの主人公の顔(ジョニー・ディップ)は嫌いだったんですが、「大人になれない大人」というのをうまく演じていた。

オーシャンズ12」は11の方を見ていないが、見てしまった。できごごろって感じ。でも、ちょっと漫画仕立てなどんでん返しはおもしろかった。まるでルパン3世を見ているみたいだった。完全にコメディだねこれ。

でも、盗み出す作戦のあたりは新作の「ミニミニ大作戦」の方が良かったな。