早期英語教育2

先日http://d.hatena.ne.jp/fanny/20050827/p1「早期英語教育」と云う問題を扱ったら、翻訳家の友人佐藤信彦氏がコメントに参加してくれた。彼曰く、「子供時代には英語よりやることがある」と。

確かにそのコメントで述べられていたように、中途半端な英語教育ではしないのと同じだろう。しかし、彼ほど潔くない私はいろいろ教材を探してしまう。

最近気になっているのは、某国営放送で放送されている「ライオンたちとイングリッシュ」という番組。
ライオンたちとイングリッシュ e ~赤い帽子 緑の帽子~等。

これは、アメリカのテレビ局で作られている小学校入学前の子供向けの番組を一部日本語化し、一部カットして放送しているもの(らしい)。が、なにしろ我が家にはTVがないので、実物はまだ見たことがない。

日本での放送は15分ほどになってしまっているが、アメリカのものは30分番組らしく、トータル25分ほどらしい。

毎回簡単なお話があり、歌などを交えて、フォニックスによって単語や、発音を紹介するというものらしい。
(らしい、という未確定情報ばかりですみません)
ネット上で、アメリカでの放送予定、毎週のお話の紹介、などが見られます。歌などは動画も見れるようになっていて、それを見る限りではなかなか楽しそう。
http://pbskids.org/lions/

ただ、この手のものは基本的には日常的に英語を使っているネイティブの子供が耳で覚えて話せる単語をどのように、綴り字にするかという、発想で作られているので、まったく英語の単語を知らない子供向きのものではない。
しかし、日本で放送するにあたり「このDVDは番組を日本の子供向けに再構成し、子どもたちが物語や歌、アニメを見ながら、アルファベットの文字と音の関係、単語のスペルと発音のルールを自然と身につけられるように構成されています。楽しみながら繰り返し見ることによって、子どもたちの基礎的な「英語センス」を培うことができる、新しいアプローチによるビデオです。」
http://www.nhk-ep.com/view/10567.html)ということなので、大丈夫なのかも。

私がセサミストリートよりいいかもと思うのは、セサミストリートはパペットの話す英語があまり好きでは無いからだ。あまりにも作り声の極端なしゃべり方で、非英語圏の子供がまねできる発音ではないと思うから。

このシリーズもパペットというかライオンの人形を使っていることは変わりないが、(テレビシリーズを見ている)姉の話を聞く限り、しゃべり方はまともらしい。

アメリカ版Between the Lions (3pc)の方が、安くて長く(一本のDVDに3話)入っている。ただし、リージョン1なので普通のデッキでは再生不可能。(リージョン違いや、システム違いのものを再生するのは、マルチリージョンのプレイヤーを買うか、コンピュータで見るしかない。コンピューターの場合たいてい5回まではリージョンの変更可能だったりする。またその回数を延長させるソフトが開発されていたりする)

日本のものは2話。テレビでカットされた箇所もDVDでは入っているらしいので、収録時間としては50分ほど入っていることになる。

試しに買ってみようと思うが・・・
日本人用に再編集されたものの方がいいか、英語だけに浸るという意味でアメリカ版がいいのか。悩む。

しかし、英国英語好きの私としては、英国で作られた同じような番組は無いか、探したい。
見つかったら報告します。