メイド
私は読書会に参加している。その会は発表者が課題図書を選び、参加者は全員（原則）その本を読み当日の発表を聞き、議論しあうという物である。参加しているメンバーは英文学研究の人が多いが、アメリカ文学の人もおり、専攻している時代は様々である。皆自分の興味に引き寄せた発表を行うので、比較的過去の英国文化を扱う事が多くなるが、別に決まりはないので、「９．１１以後の現代」とかいうテーマにしたりしてもいいわけだ。
今回私が発表者になった。うーんと趣味に引き寄せて、課題図書は
召使いたちの大英帝国 (新書y)
にした。
テーマとしては「メイド」と言うことにしてしまったが、執事やバレットも含めたいので、やっぱり召し使いにすればよかった。自分のための参考図書として、
図解 メイド (F-Files)
を買ってみたが、図解という図というのは、チャートのような物で、メイドさんの衣装とかやることが絵で書かれているのを期待したのでちょっと残念。これなら
こっちの方がずっとよかった。（これは既に持っている）どんな発表にするかはまだ、決めてないが、お気に入りのお屋敷物の映画ゴスフォード・パーク や、日の名残りを使って、映像で見せるとか、小説のThe Inimitable Jeevesこのあたりを使ってヴァレットの実態？を引用するとか。ほほほ。自分の研究には全く関係がないが、欲望には忠実な発表になりそう。
ゴスフォード・パーク (ユニバーサル・セレクション2008年第1弾) 【初回生産限定】
日の名残り
The Inimitable Jeeves
