英語の発音ってホントに難しい。

一応、私も英語教師でもあるので、発音はちゃんとしなきゃとおもいつつ自分なりに努力してもなかなかうまくならない。
大学の授業では日本人発音になれた先生(英国人)としか話さないので、それなりに通じてしまうが、英国やアメリカに行った時は何度も聞き直されたりし た。
以前英国人の先生に個人教授で英語を習った時に、発音も練習したいと
『ship or sheep』を使って練習したりしたが、
Ship or Sheep an Intermediate Pronunciation: An Intermediate Pronunciation Course (Introducing English Pronunciation)

「外国人なので、無理だ。通じればいいんだ」という風に言われてしまったりした。

しかし、諦めきれずいろいろな本を買ってチャレンジしている。今、買って使ってみているのが、
英語のリスニングは発音力で決まる!?UDA式30音練習帳
『英語のリスニングは発音力で決まる!?UDA式30音練習帳』と
『英語の発音がみるみるうまくなる』
という本である。

両方とも、(顔などの)筋肉を鍛えれば、日本人でもネイティブ発音が出来るようになる、という信念の基に書かれた本で、それぞれ発音教室を開いている教 室の先生が書かれた本だ。

今の本らしくCD付きでお手本の発音も聞ける。日本人が苦手な発音は特に丁寧に書いてあるので、分かりやすい。全体的にはとても有効な本だと思う。
ただ 一つ(私にとっての)難点は両方ともアメリカ英語という点である。アメリカ人と英国人が問題なく意思疎通できるんだから、どっちでもいいじゃないかとい う意見もあると思うし、どうせ日本人が話せば日本人英語さ、とも思うんだけど、英国好きな私としては、ここは譲れない。
せっかくこの母音はこの単語、と書いている本の単語をいちいち調べ、発音記号を英国式にふり直している。

最近はイギリス英語とな売った本もたくさんあるが、今のところ(日本で出版された)イギリス英語の発音に特化した本は探し出せていない。

個別の母音や子音単語の発音がましになってきたら、英国発音で読まれているオーディオブックをシャドーイングするしかないんだろうな、と思っている。