英国英語

最近はイギリス英語と表紙にある英語学習用の本がかなり出てきた。


イギリス日常英会話Total Book カール・R. トゥーヒグ (著),
LIVE from LONDON ナマのイギリス英語を味わう!岡田 久恵 (著), ジャパンタイムズ (編集)
イギリス英語を愉しく聞く?リスニングテキスト 小林 章夫 (著), その他
イギリス英会話を愉しく学ぶ?イギリスがわかる30のダイアローグと簡潔な重要表現 小林 章夫 (著), その他
イギリス英語日常会話表現集 CD book小林 章夫 (著), その他
『 イギリス英語でとっさのひとこと』 サマンサ・リーレンス (著), cafeglobe.com (編集)

ちょっと調べただけでも、まだまだある。
私が自分で買って楽しんで読んでいる本は
『イギリス流大人の英語』森山進(著)である。

イギリス流大人の英語?本場仕込み

この著者の方は英国勅許会計士で、ベルギーで総合コンサルティング会社・プライスウォーターハウスクーパース社ベルギー事務所ディレクター兼ベルギーおよび中欧日本企業部門統括代表というかた。

この本は教科書という感じではなく、英語にかんする読み物という感じで書かれているが、実際にビジネスに英語を使っている人が書いているため、いい加減な(なあなあの)英語ではなく、きちんとした「大人の」英語についての話である。

この方がこの本で力説していらっしゃるのは、ちゃんと「気配り」出来る英語をはなさなくてはビジネスもスムーズに行かないという点だ。
例えば、物を頼む時Will you...?といっては命令のような響きになってしまうので、I would be grateful if you would do...とか言った方がいいということ。

このことは別にイギリス英語に限ったことではないと思うが、おそらく本の内容がイギリスでのビジネスの現場で使われた英語を書き取って編まれたから題名にわざわざ「イギリス英語」とついているのだろう。

ご自分の体験記も含めとてもおもしろく読めた。ただ書名だけ見ると教科書的な(具体的な英会話が載っていたりして、文法事項があって、というような)内容かなと思ってしまうので、書名と内容とにちょっとギャップがある気がする。

英語の勉強の仕方でこの方も言っていて私も全くその通りだと思うのが、シャドウイングである。一つの英文の区切りまで待ってリピートするのとは違い、シャドウイングは聞いた端からその通りに口に出す方法である。
英語のイントネーション、アクセント等を学ぶ絶好の方法である。

でもこれがなれないとなかなか難しい。ちゃんと単語を分かっていて、意味も分かっていないとできない。
BBCのニュースなどでやってみているが、なかなか難しい。