immortal beloved

ベートーベンの伝記映画immortal beloved不滅の恋 ベートーヴェン デラックス版を授業で使おうと思って、以前にDVDを購入していたのだが、これが日本版には英語字幕が付いていなかった。うう!!

仕方がないので、自分の耳で聞いて書き写そうとして数週間努力した。(勿論全編を聞き取ったわけではなく、ごく一部10分程度の一シーンのみだが)まあ、だいたいは大丈夫だろうという感じには聞き取れるが、授業に持ち込むとなると確証が欲しい。やっぱり、自分のリスニング能力はいまいち信じられないし。

ということで、悩んだ結果、アメリカのアマゾンからクローズドキャプション付きのDVDをもう一枚購入してしまった。はあ、最初のDVDにせよ、このDVDにせよ、決して勤務校から補助などが出るわけではないので全くの自腹。
自分の趣味だと思っていないとやってられない。まあ、だから自分の書身をかねた映画しか題材に選ばないわけだが。

そのキャプションで答え合わせ(まあ時々英語字幕もそうだが、完全な「答え」にはならない場合があるが。それは字幕という場所の限られた所に表示する字数の問題でありどうしようもない)してみた。

ほぼあっていた。よかったよかった。

しかし、どうも文法的にここは何かが入るのではと勝手に補って考えていた箇所が、何も入っていなかったりすることはあった。これは英語でも分かっている部分は省略して会話する以上仕方のないことではあるが、どこまで補って考えるべきか、授業ではどのように説明すべきか少し悩むところだ。

この映画でのベートーベンはなかなかひどい奴だが、それでも愛すべき人物に仕上がっている。このベートーベンを演じた役者がハリー・ポッターに出ていると聞いて「え?、どれだ?全然分からない!」と思っていた。どうもシリアス・ブラック役だったらしい。両方見ていたが、全く気がつかなかった。