アマデウス


英語教師としては、そろそろ来年度のことも考えなくては、、という時期になってきた。
そして私の「英語で音楽・音楽で英語」の授業も終わりに近づいた。

今年度の最後を飾るトピックはモーツアルトにした。
昨年はモーツアルト生誕250周年とかで、やたらモーツアルトが話題になったので、やろうかやめようかかなり悩んだ末に、やることにした。

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まず、最初にグラマフォンのモーツアルトの記事を読み、その後映画「アマデウス」の一部を聞き取り、読むというつもり。やっぱり、やりやすいのはサリエリの最初の語りの部分。モーツアルトへの憧れとねたみ。自分の父親と彼の父親の違い。自分の音楽の才能の限界とモーツアルトの天才への鋭い認識がよく現れている。

I admit I was jealous when I heard the tales they told about him. Not of the brilliant little prodigy, but of his father, who had taught him everything.

My father did not care for music. When I told how I wished I could be like Mozart, he would say, Why? Do you want to be a trained monkey? Would you like me to drag you around Europe doing tricks like a circus freak? How could I tell him what music meant to me?

これは少年時代のサリエリと音楽に理解のない父親とのやりとりを回想している部分。この父親が死に音楽への道が開けたことを、彼は「奇跡」と呼び神に感謝している。

うーん。

やっぱり、ちょっといっちゃっている人だが、人間って感じでいい。